sticktv.exe 簡単使い方ガイド

WebView2 ベースのキオスクアプリです。

sticktv ロゴ画像

1. はじめに

sticktv.exe は、Web コンテンツをフルスクリーンで表示する Windows 用プレイヤーです。WebView2 エンジンを採用しており、HTML/JavaScript で作成したコンテンツをローカルまたはリモートから読み込んで動作させることができます。

主な用途は以下の通りです。

2. 起動方法

実行ファイル sticktv.exe をダブルクリックで起動します。

起動時に読み込むページは、以下の優先順位で決まります。

  1. コマンドライン引数で指定した URL
  2. myHomeHook.txt に記載されたパス

3. 設定ファイル

3.1 setting.txt

実行ファイルがあるフォルダの一つ上(例: bin/X64/setting.txt)に配置します。1 行に 1 項目ずつ記述します。

use=kiosk
splash_time=5000
defaultvolume=80
設定例意味
use=kioskKIOSK モード(フルスクリーン、タスクバー非表示)
use=nokioskウィンドウモードで起動
use=topmost常に最前面に表示
use=facedetect顔検出機能を有効化
splash_time=5000スプラッシュ表示時間(ミリ秒)
Tip: コマンドライン引数で --use=kiosk--splash_time=3000 のように指定すると、setting.txt の設定を上書きできます。

3.2 myHomeHook.txt

起動時に読み込むページを固定したい場合に使用します。パスは実行ファイルからの相対パス、または URL を記述します。

%APP%/tes/index.html

%APP% はアプリの1つ上の html-resources フォルダ、

4. 表示モード

4.1 KIOSK モード(デフォルト)

フルスクリーンで表示し、タスクバーを非表示にします。業務用タッチパネルやサイネージで利用します。

4.2 ウィンドウモード

設定ファイルまたは引数で use=nokiosk を指定すると、通常のウィンドウとして起動します。開発時や確認作業で便利です。

4.3 最前面表示

use=topmost を指定すると、他のウィンドウの上に常に表示されます。KIOSK モードと併用できます。

5. コンテンツの出し分け

5.1 ローカル HTML

アプリフォルダ内の HTML を相対パスで指定できます。

%APP%/tes/index.html

5.2 リモート URL

Web サーバー上のコンテンツを直接読み込めます。

https://www.mics-soft.jp/

6. 主な機能

6.1 ローカル動画再生

%APP%/tes/index.html は、ローカルフォルダ内の動画を自動でプレイリスト化して連続再生するサンプルです。

指定フォルダ内の動画を順番に再生できます。

6.2 顔検出

use=facedetect を有効にすると、カメラ映像から顔を検出し、JavaScript のコールバックに結果を通知できます。入店計測や来店者検知などに利用できます。

6.3 サブフレーム動画 / WebView2

メイン画面の上に動画専用サブフレームや WebView2 サブウィンドウを重ねて表示できます。メイン HTML とは別の URL を読み込み、部分的に動画や別画面を表示する用途に便利です。

// サンプル: サブウィンドウを開く
window.sticktv.openSubFrameWindow(100, 100, 600, 400, 1.0, "https://example.com/");

6.4 音量・IME・キーボード

JavaScript から以下の操作が可能です。

など他にもさまざまな API が実装されています。

7. デモ版アプリダウンロード

https://www.mics-soft.jp/webview/sticktv.zip

.zip ファイルをダウンロード解凍したフォルダ内の sticktv.bat をダブルクリックで実行すると内包しているローカル動画プレーヤーが起動します。タスクバーを非表示にしているためアプリ終了するには「タスクバー」のボタンを押してタスクバーを表示してバツ印で閉じる必要があります。

デモ版のため14日だけ全ての機能が利用できます。

File System API でもローカル動画プレーヤーを実現できるようなのですが、本アプリで sticktv API を使うと様々なローカル制御ができ、業務ではシリアル通信、ソケット通信など API を拡張して利用していました。

今回のローカル動画プレーヤーは sticktv API の資料を AI に読み込ませてコーディングしてもらいました。